洗いざらしの木綿
2006年08月08日
手拭をイメージすると、まず思い浮かぶのは
あの晒木綿の懐かしい感触ではないでしょうか。
何度も水をくぐり、ふっくらとした手拭の手触りは、
なぜか心が安らぎます。
手拭の生地は、糸の太さによって名前が変わります。
糸の太い方から、文晒(ぶんさらし)、岡(おか)、
特岡(とくおか)、コーマとなり、
生地巾は反対に、文晒は33cmくらいで岡は35cmと
段々広くなり、糸が細い分、目の詰まった巾広な生地と
なって行きます。
一般的には、手拭は分晒や岡が中心で
特岡やコーマなどは、浴衣地として使われています。