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のれんとは、あきんどの魂

2006年09月10日

暖簾とは、あきんどの魂です
武士にとっての刀と同じく、商う心の象徴。
願い(念)を込めてこそ、ただの布切れが暖簾としての
力を発揮するのだと私は思います。
悪しき縁を止め、善き縁(お客様)を招き入れる結界としての
役目をを果たすべく
あなたの店前を風雨に耐え守り抜きます暖簾正面2.jpg

のれんとは、結界

2006年09月09日

暖簾とは、結界。
ひとたび暖簾をくぐればそこは、もてなす側の領域。
思いのままに演出ができ、力を発揮することでしょう。
しかし、暖簾という結界が無ければ、外と内との
けじめが無くなり、力が弱まるのではないでしょうか。

のれんは、信用の象徴

2006年09月08日

暖簾は、商家にとり信用の象徴です。
● 暖簾を守る
● 暖簾を誇る
● 暖簾を分ける
● 暖簾を汚す
● 暖簾を下ろす

暖簾は、商家衰退の代名詞
暖簾斜め2.jpg


のれんの歴史

2006年09月07日

暖簾の始まりは?
平安時代
源氏物語に、暖簾と同じ機能を持つ几帳が登場します。
しかし、暖簾という言葉は無く、帳(とばり)垂布(たれぬの)
虫垂衣(たれむし)などと、呼ばれていました。
もともと、日除け、風除け、塵除け、目隠しが目的でした。
鎌倉時代
この頃から商家の目印として文様を入れるようになりました。
江戸時代
庶民の識字能力が、寺子屋の登場により向上し、
文字を染め抜くようになり、重要な広告手段となりました。

のれんの種類

2006年09月06日

暖簾には、いろいろな種類があります。
店前暖簾(みせさきのれん)
 ・標準暖簾(鯨三尺 1、13m)
 ・長暖簾
 ・半暖簾
 ・水引暖簾(布丈35㎝~40㎝の短いものを間口いっぱいに)
 ・日除け暖簾
 ・太鼓暖簾(風をはらんでバンバン鳴る)
 ・水屋暖簾
座敷暖簾
花嫁暖簾
楽屋暖簾

のれんの印染め

2006年09月05日

暖簾の印染め(しるしぞめ)。
●堰き出し(せきだし)
  生地白の上に、屋号や紋を染めます。
  屋号や紋の部分以外の生地白を全て糊で伏せ、
  刷毛で塗ったり染料に浸して染めます。
●抜き(ぬき)
  屋号や紋を糊で伏せ(防線)て、地色を染めます。

◎この後、色止めをします。
  染料の種類によって色止め(定着)の仕方が違います。
  薬品で反応させたり、蒸しと言って蒸気の高温で
  色の粒子を繊維に定着させます。
◎洗います。
  防線糊を洗い流し、整理(湯のし等)をして暖簾に仕立てます。

色を染めると言うこと・・・・

2006年09月04日

布に色を染めるという事は、結構大変な事なのです。
布に色を付けるのは簡単ですが、人が通るこすれ、
洗濯によるこすれ、雨の雫、そして日光による色あせ。
暖簾には、いろんな難事が待ち受けております。
これらに少しでも多く耐えうる染めをして、色が染まったと
言えます。

色の分子を、繊維に食らいつかせる為に反応させたり、
力を掛けたりした上に、思った色に仕上げていく事は、
長い経験と神仏の加護、そして多少の色の違いを
許して下さるお客様の暖かい心が、染色業を営む者を
支えて下さっているのだと思います。

形があるけど形のないもの①

2006年09月03日

染め物に限りませんが、ものをつくるということは、
そこに意思が働きます。
実際に刷毛を持って染めている人、
手を動かしている人はもちろんですが、
“こんなものを作ろう”
“こういう染めとこんな加工をして仕上げてみよう”
と思い願う気持ちが意思であり念です。
それは、作り手だけではなく購入された方が、
気に入って大切に思う気持ちも、
また、念となりそこにこもります。

形があるけど形のないもの②

2006年09月02日

紋や意匠も、本来は単なるデザインでは無く、
形の無い思いや願いを表現したものです。
たとえば、そろばん玉は、商売繁盛
豆絞りは、子孫繁栄などたくさんあります。
そのデザインを染め上げ、念を込めます。
だから伝わるのです。
このように、目に見えないゆえに明解に説明できない事柄は、
人の能力によってしか残せないものではないでしょうか。

ものづくりは、ものではなく意思であることを
私は強く感じます。

念という言葉

2006年09月01日

念と聞けば、念力、念仏、怨念など
抹香臭く、おどろおどろしい感じがします。
しかし、字を分解してみますと、今の心です。
あなたの今の心。
心の中にしまっている大切なもののことです。
それを、布に表現してみませんか。
そのお手伝いをさせていただきます。