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暖簾切り

2006年07月06日

時は、江戸。
暖簾切りが流行したそうです。
まるで辻斬りのような物騒な響きですが、
ごく他愛のないまじないのようなものでした。
つまり繁盛している店や、評判の良い店の暖簾を、
こっそり切り取って、その福にあやかろうとしたものです。
 
流行というのは不思議なもので、
切り取られた店は、怒るどころかむしろ誇らしげに
何度も印染屋へ、暖簾の作り替えに行ったそうです。

そして繁盛してない店は、自ら暖簾を切り取って、
誇らしげにそのまま、いつまでもぼろい暖簾を
下げていたとか・・・

風水的には・・・

風水では、汚れた服を身に付けると
運気が下がると言われています。
また、季節感を出した服やしつらえをすると
運気が上がるとも言われます。

暖簾も店の服です。
屋号の白抜きの所が汚れていたり、染が褪せていたり、
破れていると運気が下がります。
それより、見た目が悪いのは、とにかく良くありません。
古びて味がでてくるのは、条件があり、大変難しいのです。
(これは、またの機会に)

季節を先取りし、四季の移ろいを暖簾で
演出する事が出来れば、大変すばらしい事ではないでしょうか。
もちろん、商売繁盛。